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■ 認知度は高いが利用度は低調 − 車検チェーン店の現状


弊社において4月下旬から5月上旬に全国のインターネットユーザーに対して、「車検チェーン店の認知度と利用度」についてのアンケート調査を行なった。有効回答数は290名で、男性が150名、女性が140名。

集計結果は、車検チェーン店全体の認知度は「知っているし利用したことがある12.4%」と「知っているが利用したことがない51.2%」を合わせ63.6%のユーザーが知っていると答えた。

知っている車検チェーン店の認知度トップは「ヤマト車検」で28.6%を占めた。第2位は「アップル車検」の21.0%、第3位が「コバック車検」で18.5%となった。以下、第4位「ホリデー車検」14.9%、第5位「スマイル車検」6.9%、第6位は「エア21車検」と「車検工房」2.0%であった。

認知度=露出度と考えると全国ネットのテレビコマーシャルを展開している「ヤマト車検」の認知度が高いのも頷ける。だからと言って、テレビコマーシャルを行なえばいいかというと単純にはいかない。半分強の51.2%のユーザーは「知っているが利用したことがない」と答えている。多くのユーザーが実際の利用に結びついていないことになる。

車検は物販と違って「サービス商品」である。サービスは「販売と消費が同時に行なわれる」という性格がある。従って、北海道のユーザーが九州で車検を受けるかといえば、そうしたことは一般的にできないのである。

つまり、広告宣伝費を多くすることもさることながら、地域のユーザーに「口コミ」による商品名や性能を浸透させることが実利に結びつく。コミュニケーション力が実利を左右するポイントになる。そのためには、初めてのお客様も含め全てのお取引客に「いかに満足」をいただくことが重要かを社員一同が心底認識し、その具体的行動として入庫から出庫、そしてフォローサービスまでの一連の顧客サービス対策をきちんと整えることが肝心である。



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